人生100年時代、そして環境変化が激しい時代。一人ひとりが自らキャリアのオーナーシップを持ち、組織や上司がキャリア実現を支援することで、個人も組織も活性化します。
<新入社員向けキャリアデザイン研修>
人生100年時代、そして企業を取り巻く環境変化が激しい現代において、自分らしくイキイキと活躍し続けるためにはキャリアのオーナーシップを持つことが大切です。
しかし、最近の新入社員は成長意欲が非常に高い反面、育成の機会は会社や上司が“与えてくれるもの”だと考える傾向にあります。
社会人1年目でまだ仕事のこともわからない状態ですが、このタイミングで『自分のキャリアは自分で考える』、『自分の成長は自分で責任を持つ』という意識が醸成されると、仕事への意欲が高まり、成長スピードも促進されます。
研修参加者の声
どんな仕事でも自分のキャリアのためになることがわかった。希望した職場に配属されなかったが、すべての経験を自分の成長につなげていきたい。
70歳まで働くことを前提に、自分が何をしたいのか、そのために今何をすべきか、逆算して考えるということがわかってよかった。
社会人をスタートした時点でキャリアを考えられてよかったという感想が非常に多く寄せられています。
プログラム例
1.私たちを取り巻く環境と仕事
- 世の中の動向(経済環境・人口構成・少子高齢社会等)
- 労働市場・個人と企業の関係
- 組織貢献をしながら自己成長へつなげる
- 仕事と自分の関係
- モチベーションの源泉
2.現在の自分を認識する~仕事をスタートするにあたり~
- 自己理解の重要性
- エゴグラムを用いた自己分析
~心の動き、思考特性の傾向、ストレス状況を知る~
3.自律型人材に求められるもの
- 社会人基礎能力の確認
- 社会人スタート時における自身の強みと弱み
4.これからのキャリア形成
- 自分のキャリアを自分で考える、デザインするということ
- キャリア開発の考え方とポイント
- 長期のビジョンを策定する
5.なりたい自分に向けての行動計画
~1年後に向けた目標設定と行動計画~
- 今後どのように自分自身を成長させていくのか
- 周囲の力を借りながら自分で自分を育てる意識
<新若手社員向けキャリアデザイン研修>
(20代後半から30代前半)
この年代になると、仕事や会社には慣れているものの、将来のキャリアに不安を持ち始めるようになります。
結婚や子の誕生などといったライフイベントが身近になり、今後の働き方などについても考え始め、子育てしながらきちんと働いていけるのか?などといった漠然とした不安を持つこともあります。
この時期に不安があるとキャリアに前向きになれずに停滞してしまいます。男性社員も長期育休を取る時代になり、性別にかかわらずライフイベントがキャリアに影響することは当然のことであり、キャリアもライフも充実させられること、そのために自分が何をすればよいかがわかると、仕事へのモチベーションが高まります。
キャリアデザイン研修では、これまでのキャリアの棚卸、キャリア&ライフ双方の充実、中長期視点からのキャリアデザインなどをテーマにします。
先輩社員のパネルディスカッションを入れるなどプログラム上の工夫をすることで、不安払しょくや将来キャリアのイメージづくりに役立ちます。
研修参加者の声
今後のキャリアについて漠然とした不安があったが、自分と同じように不安を持っている人がいることが分かって安心した。
キャリアとライフ両方を充実させられる”ということを学べた。子育てしながらキャリアアップは無理だと思っていたが、そうではないことが分かった。
プログラム例
1.企業・個人を取り巻く環境
- 私たちを取り巻く環境
- 価値観、人生観、職業観の多様化
- 働く目的/自分にとっての仕事、会社とは?
2.自己の振り返り
- これまでのキャリアの棚卸
- 強み・伸びしろの整理
- 自身の行動特性
3.これからのキャリア&ライフ
~中長期のライフ&キャリアビジョンを考える~
- キャリアデザインの考え方
- 漠然とした不安の可視化
~不安カード~ ※対象層によって割愛可 - キャリアとライフ双方を充実させるために
- 多様な生き方・働き方(バラエティに富んだライフコース・キャリアコース)
- キャリア形成のポイント、能力開発
- 自己実現に向けたキャリアプランニング
<ベテラン社員向けキャリアデザイン研修>
(40代から50代前半)
人生100年時代となり、長く働くことのできる世の中になりました。一方、企業を取り巻く環境変化は激しく、ジョブ型人事制度を導入する企業も増え、年齢に関わらず働く限りは成長し、変化し続け、自身の価値を高めていくことが求められます。
40代から50代前半の社員は経験を積んできているものの、今後の会社での立場がある程度予測できるようにもなります。今後、どのように活躍し、自らの存在価値を高めていくか、そのためには何をすべきかを戦略的に考え、実行していくことが求められます。
これまで積み上げてきた経験を棚卸し自らの強みを整理するとともに、時代の変化を踏まえて今後強化すべき点を明らかにしていきます。また、自分の中の「こうありたい」「これをやり遂げたい」などのWILLをあわせて考えることで、仕事へのモチベーションがアップしていきます。
研修参加者の声
これまで自分のキャリアをあまり考えたことがなかったが、改めてこれまでの自分のキャリアを振り返り、今後どうしていきたいかを考えることで、仕事への意識が高まった。
まだまだ仕事人生は長いことがわかった。長く働いていきたいので、求められる人材となるために、新しいことを学んでいきたいと思う。
プログラム例
1.キャリア開発の考え方
- 企業を取り巻く環境
- グランドキャリアデザインのすすめ
- キャリア開発に必要なもの
~ポーダブルキャリアとは~
2.自己の振り返り今後のキャリア&ライフビジョン
- 働く目的
- 自己分析
①ライフラインチャート
②自己の価値観を知る
③自己資源の整理(強み・弱み・保有能力/スキル)
3.戦略的に考えるキャリア&ライフ
- キャリアデザインの考え方
- 今後のキャリア&ライフビジョン
- キャリアプラン、アクションプランの策定
<シニア社員向けキャリアデザイン研修>
(50代半ば以降)
人生100年時代となり、長く働くことができる世の中になりました。 50代半ばになると定年が視野に入り、仕事への意欲が下がってくる人も出てきます。年下の上司との関係や若手とのジェネレーションギャップに悩んだりすることもあります。
経験豊富なシニア社員は企業にとって重要な戦力であり、この世代が活性化することは組織成果にも直結します。
キャリアデザイン研修では、これまでの経験を棚卸し、自身の強みを組織貢献のためにどう生かすかを考えるとともに、周囲とのかかわり方、定年後を踏まえたキャリアを考えます。
研修参加者の声
定年まで数年となり、そこそこ働けばいいと思っていたが、会社に恩返しをするために●●で貢献していきたい。
これまでの自分の経験を会社に残せるように、後進の育成に注力したい。
ややモチベーションが下がっていたが、あと○年自分の力を発揮して頑張っていこうと思った。
プログラム例
1.取り巻く環境
- 経済、社会環境の変化
- 少子高齢化と人口構成の変化
- 50代、60代が置かれている状況
2.今後の働きがいを考える
- 働く目的、働きがい
- 無意識のバイアスの認識
- 先輩の仕事への向き合い方、心境の変化を知る
3.組織での貢献の仕方を考える
- これまでの経験を活かせる貢献の仕方とは
- キャリアの棚卸し
~自分史を作る~ - 自分資源の整理
- 組織で成果をあげるためのかかわり方
4.今後の活躍の仕方を考える
~周囲から必要とされる人材であり続けるために~
- 残りの会社人生で何をやり遂げるか
- そのために何をするか
- 変化に対応するために習得する知識、スキル